Sunday, April 15, 2012

Part89 コップ事件

皿洗いをしていた。
洗い場になんか硬い物体が落ちてた。
多分、水が流れていくのを止めて溜めるための物体。
邪魔だったので、横にどかした。
皿を洗い終わった。
水を止めた。
たまたま蛇口の近くにそのでかい物体があった。
若干触れて、
落ちて、
そこにあったビルコスのコップに当たり、
粉砕した。

OMG

速攻で謝りに行き
いいよいいよ、と彼は言った
それで気が収まるわけはなく、
そのコップと同じやつをネットで探した。
あった。
しかし、オンラインで販売はしてない。
それを取り扱ってる店もない。
しょうがない、
別のやつを買おう

次の日、街を歩き回った。
探した。
中々見つからなかった。
同じサイズのコップなら、
それでちょっとおしゃれなやつなら、
きっとどうにかなる。
街の中心街を探すが見つからない。
場所を変えよう。

いつも行ってるスーパーの近くの雑貨屋。
ここなら何かあるはず。
あった。



これだ、これしかない。
買った。
持って帰った。
その日の夜
Can I give you something?
コップをあげた。
そんな、あれは事故だった、
責任感じる必要ないのに、と彼は言った。
いいから、とっといてくれ
Well Thank youと礼を言われる。

次の日、いつもコップが置いてある棚に、
ビルコスのコップと、俺が買ったコップが並んでいた。



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