Part43 最後の晩餐

デリーの旅も終盤、すなわり、インドでの旅も終わりに近づいていた。

まずは朝ごはんを食べましょうということで、近くを歩いていると、朝食パンを売ってる屋台があったので行ってみることに。

ここで、卵とかベーコンをパンにトッピングして近くでひっそりと食べていた。美味しかった。近くを見たら、例の海賊がまた歩いていたので、やはりここら辺には海賊がうようよいるみたい。

そこからしばらく周りを歩いて散歩して、なにか売ってる店に行ってみたり、ラッシー屋さんにも行ってみたりした。疲れたらちょっと休憩するような感じで。

なんだかんだで夜もだんだん近づいてきた。

インド最後の晩餐はどこにしようか、とY.

どこか、良いお店があるといいんだけどな。と、たまたま歩いていたらよさそうなレストランがあったので入ってみた。

この店員さんが対応してくれた。
最後はやっぱりカレーでしょってことで、結局カレーを食べた。インドに来て何回カレー食っただろう。でも、どれもこれもおいしいカレーだったけど、今思えばホテルモナリザのカレーは特殊な味だったな。

ご飯も食べ終わって、そろそろホテルに戻るかみたいな感じで歩いていたら屋台を発見した。

さっきご飯を食べたばかりなのに、俺の野生の本能がこれを見て刺激された。よし、これを食おう。真の晩餐はそれすなわち野生よ。これが本当の最後の晩餐だうがー！って感じで、焼き鳥みたいな物体と、チャーハンみたいな物体を新聞紙を丸めた入れ物に詰めてもらった。

それをホテルに持って帰って食らう俺。ああ、なんて素晴らしいのでしょう。

インドを去る時まで数時間。

この写真↑なんかぼやけてるんだよね。これ見ると、何か全てが夢のようだ。インドでの旅も実は夢だったのではないかと思えるくらい。しかし、様々な証拠が手元にあることから、この旅は本物であったことを実感する。