よし、別の世界遺産を見よう。ということで、アーグラ城塞に行くことに。
この時、たまたま宿にリクシャーの運転手がいて、俺達にツアーをやらないかと持ちかけてきた。これはインドに来た旅行者はほぼ確実に受ける洗礼である。
その基本的な流れは、
リクシャーの運転手「ホテル探してるのかい?」
-うん。
よし、じゃあ、連れていってあげよう。
さあ、ここがその建物だ。
-わーい、おじさん親切。
中に入ろうか。
-はーい。
さて、あなたは旅行者でしょう?ツアーを組むから
金よこしな!!
はい。
そんな感じで。
で、今回、会えてその洗礼に乗ってさし上げるのもいいかな、と思い、まずは行く場所と値段の確認。メインはアーグラ城塞、で、その他タージマハルが裏から見れる景色や、様々なおみやげ屋。それで確か4、500円。リクシャー1回乗るのに大体50円くらいかかったような気がするから、それを考えれば、結構お得なんじゃないかなと。
で、行くことにした、その運転手のおっちゃんと。
行く途中、色んな建物が目につき、そのたびに運転手が、これはかつてのなんたらかんたらが、なんたらかんたらして…と、こちらが聞いてもいないのに一方的に喋りまくってくる。
そしてアーグラ城塞到着。
入り口通って行く。
![]() |
| 入り口の長い道 |
おっさん「ねえ、そこのにーちゃんたち、ガイドはいらないかい~?」
うっさいはげ!
だんだんインドに慣れてきた俺たちは、相手が日本語を知らないことを良い事に、だんだん罵りの言葉を使い始めていくのだった・・・。
やはり観光地とあって、いろんな国の人達がいる。
この場所↑マジで危ない場所です。フェンスも何も無いので、落ちたら確実にトマトケチャップになります。ぎりぎりの場所で撮ってみた。
ここ↑も危ない以下同文
アーグラ城塞もだいたい見終わったので、今度はおみやげ屋さんに行くことに。
色んな店を回ってあさりまくり、商品についていろんな質問をしまくった挙句、何も買わないという暴挙を繰り返す人々。
店主「これは素晴らしいインドの象の彫刻なんです」と、手のひらには支え切れないほどサイズの若干大きめの象の像を見せてくれた。
これいくらなんですか?
「3000円だ」
100円なら買ってやるよ。
「ひゃ、百円!!?貴様、この象を作るのにどれだけ色んな人が努力して頑張っt」
じゃ~ねーばいばい~。
店の入口で待ってた運転手のおっちゃん。
「いいものは見れたかい?」
はい、とてもいい感じの(インド人の発狂ぶり)見れました。
ツアー終了。
運転手「ここが君たちのホテルだね」
うん、ありがとーおっちゃん、はい、ツアーのお金、ちゃんと渡しました、それじゃ。
「ちょっと待ちなさい」
ん?
「君たちは今日色んな所をまわれた。タージマハルを別の角度から見れたし、色んな建物の歴史などを説明したよね。それに、色んなお店にも行った。君たちは、ハッピーだよね?ハッピーなら、それをお金という形に…」
おじさん今日色んな所に回れて本当によかったありがとうさよならばいばい~
逃げるが勝ち。
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| おまけ 裏のタージマハル |



















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