Thursday, March 29, 2012

Part76 ホーランドカレッジに行った

いつものように朝起きてシリアルの中にチョコホイップとアイスクリーム突っ込んで食べてバナナ食って皮ぶん投げて自分の部屋に戻ったんだけど、

「おい 今日ホーランドカレッジ行くぞ」とビルコス

俺が前々からホーランドカレッジって学校興味あるって言ってたから、今日電話してアポ取って学校に行ってもいい許可もらったらしい。素晴らしい

すでに俺はホーランドカレッジにメッセージ送って、来週キャンパスツアーやってくれるように設定したんだけどな

でも普通にありがたいので、好意に甘えさせてもらうことにしました。

で、ホーランドカレッジは今住んでいるところから5分くらいで行けるっていう素晴らしいところなんだけど、本当に一瞬で到着してしまいました。

建物内に入り、階段を登り、大学にありそうな職員研究室のフロアみたいなところに行き、目的地に到着、しかし、そこには誰もいなかった。

「誰もいないじゃねえか」とビルコス

とすぐに、ある男の人が「お前がビルコスか?」と尋ねてきて、そのとおり、と。
で、俺の名前も尋ねてきたんだけど、なんかその男の人怖かったっす。

目をカッと見開いまま凝視してくるので。

で、その人の部屋に案内され、とりあえず座れよと言われたんだけど、


「あ、俺帰るわ、あとはよろしく」


と、ビルコスはそそくさと帰っていった。なん…だと!?

「さて、私は今日何をしてあげられるかな?」と聞かれたので

とりあえず色々この学校のこと教えて欲しいです…

「そうか、とりあえずPEIにはどれくらい滞在してるの?」

1ヶ月半くらいです

「その間何してるの?」

ワーホリで来たんで、仕事探ししたり勉強したり

「仕事?どんな仕事?え、仕事が見つからない?見つけるのが大変?なぜ大変だと思ってる?観光客がいないから?まーでも夏までは厳しいかもしれないな。ところで自分の英語に自信ある?」

なんだこの質問攻めは

面接されてる気分だったわ。
そして俺から一切目を離さない。獲物を逃さないかのように。

質問コーナーが終わって、俺が色々学校に関することを聞いたけど、大体簡潔な感じで答えられた。あんなに俺に質問しまくってきたくせに。若干苦手だ 悪い人ではないけど。

「まあこんな感じだな じゃあ今日はここまでにしよう 今日はありがとうじゃあまたな」
って感じで帰らなあかん雰囲気になってしまったので帰った。

ビルコスはホーランドカレッジで費やす時間はおそらく1時間半くらいだろうと言っていたが、

30分もかからずに終わってしまいました。

Wednesday, March 28, 2012

Part75 PEIいいな

あとこっちきてからちょくちょくネットでPEIのニュース読むようになった。
PEIって島だしそんなに広くないから、ニュースで起きていることとかすごく身近に感じるんだよね。

この間だってUPEIで新しい建物が完成したって書いてあって、ああ、まさに俺がこの間行ったところじゃん、新しい建物できたんだってイメージしやすかったり。

特に、俺が住んでるシャーロットタウン、この間訪れた2番目に栄えてる町サマーサイド、そして赤毛のアンが好きな観光客がおそらくよく訪れるであろうキャベンディッシュ、ここらへんに関するニュースは見てて面白い。

普通に俺が住んでいるところはめちゃくちゃ好き。静かだし、色んな所に行ったけど親切な人多いし。たまにスーパーのカート盗んでいる変な人見かけるけど気にしない。物事に裏表があるように良いところあれば悪いところもあるだろうけど、今のところはいい感じ。だからここのこともっと知りたいと思うし、色々見たくなるような動機をくすぐられるというか。知らないほうがいいこともあるかもしれないけど(笑)

普通にここに住みたいと思ってるし、日本に帰りたいとは思ってない、つか帰りたくない(笑)
こっちで500万くらいで買える家があるらしいので、金貯めてそれ買って住み着きたいわ。

Part74 UPEI

この間UPEIに行ってきた。University of Prince Edward Island。
この島には学校が2つあって、1つがそれと、もう1つはHolland Collegeっていう短大みたいなもん。

UPEIになぜ行くことになったか記憶にないけど、とりあえずうちのビルコスが大学にアポ取ってくれて個人的なキャンパスツアーを組んでもらうっていうありがたいことをしてもらうことに。で、車で連れていってもらった。UPEI歩いて行ったらかなり遠いので普通に助かった。

学生サービスみたいなところに行って、アポがあることを伝えると、係員が確認して、そこで待っていた日本人の学生に案内してもらうことに。ビルコスは家に帰った。つかこっちに約1ヶ月半滞在して初めて日本人に会った。

そのあとはその人に大学案内してもらって色々見たんだけど、海外の大学って今までUSMしか見たことなかったので、正直かなり面白かったです。UPEI普通に良さ気な感じだった。静かだし、何故かバーもあるし。ただ個人的にはUSMの方が好き、悪いな。ただ、UPEIはまた来てみたい。


Part73 クシャルダオラ現象

今日出かけようと思って朝起きて外見たら、まさかの大雪omg
最近雪も全然降ってなかったし、まさに春のきざしが見えてきたと思ったのに逆戻りですよ。凄まじすぎる。

昨日今日でここでの仕事ネットで探したりしてたんだけど、
募集しているのはスーパーバイザーとか、サーバー管理者とか、フランス語教師とか、無理。こういうのって大抵3年以上の職歴とか関連する資格が必要と書いてあるし、レストランのバイト2つやってて1年半とか電器屋薬局のバイト歴じゃあんま役に立たん。あーなんてこった。初心者歓迎みたいな感じなら全然行ったのに。

逆にレストラン系の仕事はどうかって思うけど、微妙。嫌いではないけど、経験してるし、どちらかと言うと別の経験がしたい。ボランティアとか興味あるけど。

う~~~~ん

せっかくこっちきたんだから、こっちでしかできないことしてみたいけど、
まー焦らずじっくりいってみるとしますかね。

Monday, March 26, 2012

Part72 Having alcohol at the quiet room

There is a big dog called Linney(Lenny? I forgot which one とりあえず もっこす) and it is rare for her to come to my room during the night time. While ago, she came here and has done some crazy things like she always does in the morning and went somewhere.

After that my roommate came to my room giving me alcohol(40%) and went back to his room real quick.
I guess he knows how I feel right now. Actually he thinks I really like to have stuff like that even though I didn't say anything like I like to have a beer.

Anyway it is fine.

I was looking for places hiring somebody and there were some, but to get jobs some good skills were required such as being good at Java or fluent French..things like that. Also of course I have to be perfect with English for the most part.

I should not look for that difficult job though. There are still some jobs people with less English can get.

I am really sleepy now because of having some alcohol, I guess?

Part71 Time flies

I feel better.
I felt like I lost something really important yesterday, but now it is getting recovering I hope.

Time flies, and I only have 10 months with my visa.
I am uncertain about how long I will stay in PEI. I guess it will be until this summer or if I get a job it will be next year.

My roommate told me that it was hard to find a job in this season but in summer it would be easier, for a lot of tourist will come to PEI, so employers may want someone to work.

I am interested in volunteer things though. I don't think I will get restaurant jobs because I don't like it and I have already had experience with working at this type of place. I would rather work as a volunteer or work on something different from what I did for my future.

In any case, I will try to do my best in my dream place.

Sunday, March 25, 2012

Part70 Sadness

It has been one month and a half since I came to PEI.

I have had so much fun while I am here. I can definitely say that everything I got from here is precious, but I will be sad for a bit. I will not tell you the reason why...Now many things are bringing back memories but I am missing something really important.

I feel like I should stay quiet until I don't know when.
Just let me be...

Sunday, March 11, 2012

Part69 もうお兄さん疲れちゃったよ


今日は若干寝不足なんです。まじ意味わかんねー。なんでみんな俺を安眠へと誘わせてくれないんだよちくしょー。俺だってモフモフした羊に乗っかってワンダーランドを旅する夢だって見てーんだよばか。






じゃあなんで寝不足かというと。






さあ今日も素敵な1日を過ごすことができたぜ、へへ。そろそろ寝るとしよう。おうネコスマル、てめーはベッドを降りる時間だぜ。

「ニャー(貴様、この私をどかすとはいい度胸だ)」

ふん好き勝手言いやがってオラオラ(ネコスマルを出してドアを閉める)!
さ、電気を消そうではないか。実は今は深夜3時。モンハンやってたらこんな時間になっちまったぜ。狩りは楽しいからな。寝る前の狩りは素晴らしいのだよ。

カチッ(電気を消す)

はい、世界中のみなさん、俺はもう寝ます。おやすみなさーい。




ふうぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!




!!!!!??????



な、な、な、なに?????




ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!









え?ちょ、外にマリオでもいんの?すげーなオイ。






ギュルギュルギュルギュルギュル・・・キキキキキィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!

あはははははは・・・あはははっ!!!!!








なんかめっちゃ外で壮大なパーティーやってない?しかも車を壮大に使ってない???なにやってんだよだれだよだれなんだようおおおおおおヒューーーーーーーーーーッ!!!
ヒューじゃねーようっせーなおまヒャッハアアアアア!!!
あああマリオがちくしょ!!!!話がキャハハハ!!進まキキィィィ!!!ないヒャッハアアアアアアアアアアア!!!!!!!!

うあああああマリオ黙ってろこのやろう!!!!!!




ギュイイイイイイイイイイイ・・・パパパーーーーーッ!!!!!



どうやらこの辺の悪ガキがカーチェイスかなんかを繰り広げているらしい。
てか、え、なんなの、プリンスエドワードってこんな治安悪い場所なんだっけ?
つーか今、夜中の3時なんですけど。




ギュイイイイイ!!!!
ハハハハハハハッ!!!!!!!



ああまじうっせーーーーーーーーーーーーーーーーー早くどっかいけやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。



ピタ・・・ッ





お?



おお??






ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






がああああフェイントかよクソやろうがあああああああああああ!!!!!!!!!!!!つーかどんだけマリオいんだよ早くピーチ姫助けに行けや!!!!!!






イェアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
ギュルルルルウウウウウ!!!!プップーーーーーーーーーーー!!!!!!





はっ。



なるほど。


車にマリオ・・・そうか。

外でマリオカートやってんだなイェエエエエエエエエエエ!!!!つーかホントうっせーよ。






・・・・・・・・・・ということで。マリオ達にさっさとゴールしておとなしく家路についてもらうことを祈りつつ、どうにか俺は凄まじく浅い眠りへと落ちることができた。








ところが。











~明け方頃~









ガリガリガリ・・・



ガッ・・・・・ガリガリガリ・・・・・・・・・




ガリガリ・・・・ガリッガリ・・・・・・・・・・・ガガガガ・・・・








うっせええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





「にゃーあにゃーあああああ(貴様ぁ・・・許さんぞ・・・許さんぞ貴様ぁ・・・部屋の中に入れさせろ・・・・・おおぅ・・・)」















こうして俺の今日の寝不足は、マリオとネコスマルによって出来上がったのです。今夜こそ俺の眠りに幸あらんことを。あーあ。















Saturday, March 10, 2012

Part68 みんなでお留守番

あれはそう、確か雪がしんしんと降り続ける日だった。
オーナーのビルちゃんが、パーティーなのか会合なのか、はたまたナイトクラブなのか知らんが、昼頃からどっかへ急に出かけて行ってしまった。

腹が減った俺は、キッチンで何か作ろうと思って一階に降りた。そして俺は驚いた。


もっこすうううううううううううううううううううううううううううううううううう!?


もっこすが家にいる!いつもビルちゃんにベタベタ可愛がられて、寝るのも散歩もいつも一緒で、ビルちゃんが出かけるときには必ず連れ出されるはずなのに。

もっこすは尻尾を振りながら俺をまじまじと見ている。

こいつ、遊んで欲しいのか?と思って、もっこすが咥えていたおもちゃを取ったり隠したり投げたり踏んだりパンツに入れたりして、もっこすとしばらく遊んでやった。

きりの良い所で一階に降りてきた本来の目的である昼ごはんづくりにとりかかった。

しかし、俺にとってもっこすにとって、この夜が最悪な夜になることをこの時はまだ誰も知らなかった・・・。そう、誰も。

夕べの残りをあっためたやつを食べて満足した俺は再び二階に上がった。階段を登る俺の姿をもっこすはじっと見ていた。しかしこれはいつものことで、この時は特に問題がないように見えた。

それから勉強したり、妄想したり遊んだりして、眠くなったので、しばらく眠ることにした。

眠りから覚めて、部屋を見渡すとあたりは日が落ちて暗くなっていた。
窓から見える景色ももうすっかり夜と化していた。時計を見ると、時刻は午後8時前を指していた。

さすがにビルちゃんは帰ってきただろうと思って耳を澄ましてみたが、物音が何も聞こえない。
部屋を出て、試しに一階に降りて見ることにした、そして俺は驚いた。



もっこすうううううううううううううううううううううううううううううううううう!?


もっこすが家にいる(パート2)!いつもビルちゃんに...以下省略

真っ暗な部屋の中にもっこすと、さらにネコスマルまでが一緒になって目を爛々と光らせながら俺を一斉に見た。

俺は心底同情した。

だってあれだぜ?大好きなご主人様に昼頃から見捨てられて暗い部屋の中をいつ帰ってくるだろうと窓をちらちら見ながらひたすら待っているなんて悲惨だぜ?

そうこうしているうちにさすがに俺も腹が減ってきたのでキッチンに向かった。するともっこすもネコスマルも迷わずついてきた。相当腹が減っているに違いない。

試しにもっこすのエサ皿を覗いてみた。
そこには少しの水が入っているだけだった。

もっこすうううううううううううううううううううううううううううううううううう!?

お前水しか飲んでないのか!!?食いしん坊のお前が!?
衝撃の事実を目の当たりにした俺は、以前ビルちゃんが犬用のエサをしまっている場面を必死に思い出して、夕飯作りよりも先にまずもっこすにエサをあげようと考えた。

犬のエサが入った袋を持ち上げると同時に、ふと嫌な予感がした。
・・・この袋、でかい割にめっちゃ軽い。

そっと中を覗いてみると、中にはホントに僅かな量しか入ってなかった。もっこすはというと、エサをもらえる喜びのあまり何度も舌なめずりをしまっくてる。
よし今やるからな!と俺はエサ皿に勢いよくエサをぶちまけたが、また嫌な予感がした。

もしビルちゃんが今突然帰ってきたとしたら、めっちゃ怒られるんじゃないだろうか。「テメェなに勝手に俺の犬にエサやってんだよコノヤロウああん?」的なシチュエーションになったら俺はおしまいだ。せっかく素晴らしい住処に辿りつけたのに、些細な行動のせいで追い出され、さよならを言わなければならなくなる。
そう思うとめちゃくちゃもっこすには申し訳ないが、エサを撤収せざるを得なくなってしまった。もっこすは嬉しそうにバクバク食っていたのだが、俺が素早くウアアアアアアアアア!って皿を取り上げエサを袋に戻したので、「え、嘘やん!?」みたいな表情をした。すまないもっこす!俺が生きるためにはこうするしかなかったんだ・・・!

ネコスマルは離れた場所でその光景を見守っていたが、あいつだってエサを食べていないのだろうな。なんてかわいそうなやつなんだ。
・・・よし。まずは夕飯を作ろう。そんで、食べれそうな食材を少しだがあいつらに分け与えてやるとしようではないか。

ということで。夕飯を嵐のごとく作り上げ、炊いたご飯を少し別に寄せておいた。これはもちろん、もっこすとネコスマルに与える分だ。料理中に、何度ももっこすが行ったり来たりして落ち着かなかったのを見て、だいぶあいつの空腹はキテいるに違いないと悟った。

とっておいたご飯を水に少しさらして冷まし、いよいよもっこすとネコスマルの元へ。
まずはネコスマル。ご飯を少し手にとって目の前に置いた。ネコスマルは「なんだ貴様は」って感じでご飯をクンクンしたが、目を背けてどこかへと去ってしまった。ご飯って目を背けるほど異臭がするのか?よくわからん。とにかくネコスマルのターンは終了した。

次はもっこすのターン。ご飯をさっきと同じように目の前に置い早ッ!!!
雷鳴より早いんじゃねーのってぐらいに瞬時にたいらげやがった。もっこす恐るべし。

結局ビルちゃんはその時も帰ってこなくて、ネコスマルはまた離れた場所から俺を見ていて、もっこすはあるだけのご飯を全て完食して、俺はその横で夕飯をとった。

ちなみにその日の俺の夕飯は甘ったるい野菜炒め。醤油とカナダ産マヨネーズを融合したらこうなってしまった。ふん。食べられるものにはなったからまだいい。
ただ、フライパンの底にこびりついたせんべい状になったタレまで根こそぎ取って皿に盛ったのだが、もっこすは(ご飯を完食した上で)俺と料理を見比べて舌なめずりをしているので、本当はあげちゃアウトなんだろうけど、同情のあまり俺はせんべいの部分を譲ることにした。
あげている様子は下記の通りである。

俺:うぉら(投げる)!

もっこす:パクッ(食う)

俺:うぉら(投げる)!

もっこす:パクッ(食う)

俺:うぉ(投げるフリ)!

もっこす:パクッ(食う)

俺:うぉら(投げる)!

もっこす:パクッ(食う)

もっこすは満足したんだかしてないんだかわからんが、とにかく無事に夕飯を済ました俺は、休憩のために二階へ上がった。するとさすがに心細くなったのか、もっこすもネコスマルも一緒に二階へついてきた。

そういえば猫は何も食ってないんだったというわけで、こっそりビルちゃんの部屋に侵入して、ネコのエサを取り出し、ネコスマルにエサを少し与えることに成功した。やっぱりご飯よりカリカリだよな、ネコスマルお前は。

ネコスマルの腹も落ち着いた所で、俺は一安心して部屋に戻ろうとした。
だが、だめだった。なぜなら潤んだ瞳であいつらが俺を見るから。負けたぜ。

しょうがないので俺はもっこすとネコスマルと、廊下で一緒にすごしてやることにした。俺って優しいところもあるんだぜ、だろ?
廊下にごろりと寝っ転がると、もっこすはすぐに俺に体を寄せて寝っ転がって顔を攻撃(したでなめる)してきやがった。寂しさのあまり、もっこすはベロベロがいつもよりスーパーでした。
かと思うといつの間にか足元にはネコスマルがスリスリしまっくている。ワンニャンパラダイスじゃねーか。
そんなこんなで時々話しかけてやりながら、俺ともっこすとネコスマルの三人で身を寄せ合いながら、寒い家の中で朝になるのを待った。まさに、心温まる友情が芽生えた夜となった。














はずだった。















深夜0時頃。急に、玄関がガチャンと開く音が家中に響き渡った。
ビ、ビルちゃん!!と思った瞬間にもっこすは俺を思いっきり踏んづけて、尻尾をバシッと俺に当ててからさっさと一階に降りていった。一階からは、ビルちゃんのもっこすへの甘い言葉が聞こえてきた。

おいおいおいおいおい俺の親切はどうなった?
俺達の友情はそんなもんなのか!?
なああああもっこすうううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!

ふと足元を見ると、ネコスマルが俺を見上げてこう言った。

「俺はお前を捨てたりはしないぜ心の友よ」

ああ、ありがとうよネコスマル。俺はやはり断然猫派だな。

「ただ一つ条件がある」

なんだよ俺達の仲じゃないか。言ってみろ。

「お前のベッドは俺のものだ」

・・・お前はジャイアンか。

Part67 便器 in the bathroom

俺が住んでいる、青い家、変な犬がいます。


こいつなんですけれども、


なんとかってやつとなんとかって犬種のハーフらしいんだけど忘れた。
とにかくでかい、大型犬。この家に来てこいつに迎えられた時、こんなデカイ生物が存在するのかと思った。

飼い主はレニーだかリニーって呼んでるんだけど、俺はもっこすって呼んでる。

こいつ結構若いみたいで、遊ぶのが超好きなんですよ。
で、こいつにいろんな人が被害に遭っているみたいなのです。

番犬としてはかなり優秀なんです。外からこの家に近づいてくる人を見るだけで、めちゃくちゃ吠えるような輩なので。

もっこす「ワン!!(緊急事態だ)」
飼い主「he~~y(やめんか)」

そんな犬っこすなんだけど、この間俺が部屋にいるときに、近くのトイレで、バシャバシャ水の変な音が聞こえたんですよ、なんだろなって思って様子見に行ったら、もっこす犬が普通に廊下にいるではないですか。

あれ、って思ってこいつの様子を見ていたんですけれども。。。

Part66 ダイコン野郎

しかしこんなにテンション下がったの久しぶりだ。だからなんとなくストレス解消に文章書くしかない。
とりあえず、あとで、写真をアップロードする方法変えてみるか、なんかしてみようかと思います。


とりあえず、ある日スーパーマーケットにて出会ったダイコン野郎のことでも書いとくか。まあ聞いてくれたまえ。

ちょっと離れたところにあるでかいスーパーマーケットにての出来事なんだが。
こっちでスーパーみたいな所で買い物するときは、ベルトコンベアみたいなところに買いたい商品乗せるのよ。で、レジ係がそれをとってスキャンして、全部終わったら値段を言うって感じ。カナダはレジ打ちまでダイナミックだぜ。

その日は野菜売り場でダイコンを発見し、「うおおおダイコンとか懐かしいわ」的な感じになって気づいたらカートに入れてしまっていたというね。
でまあ、他の必要なもんをドカドカとカートに入れまくっていよいよ会計。

数人がレジに並んでいたのでしばらく待って、そして俺の番になった。

俺のレジを担当し始めたのは、20代前後のそばかすが素敵なポチャ男。そばかすって、お前は赤毛のアンかっての。そしてやけにダイコンのような白さだ。

そいつがしばらく俺の持ってきた商品をピッピしてる途中、ダイコンに手を伸ばした時、なんか険しい顔をした。そんで、俺に聞いてきた。

「おいダイコンのコードどこだ」

ん?カード?・・・ダイコンカード?なにお前ダイコン召喚すんの?

「カードじゃねえコードだよ、ダイコンのだっつてんだろ」

ダイコンの・・・コードだ・・・と・・・?



知らねえええええええええええええええええええええ

そいつはまさかのダイコンのコードを客の俺に聞いてきた。

つーかそもそも野菜自体にコードなんか書かれてねーだろ。
お前あれか?野菜は育つ段階のどこかでコードが付き始めて、そんでコードが刻まれた状態で出来上がって収穫されると思ってんのか?で、農家のオッサンがダイコン収穫するときに「今年も良いコードのダイコンが採れたのうフォフォフォ」とか微笑むとでも?

俺が(もちろん)答えずにいると、「あーもうお前じゃ話にならんわ」てな素振りで、一つ向こうのレジを
担当している別の従業員に、「なあダイコンってコード何だよ?」てめっちゃでかい声で尋ね出した。
その従業員から「確か1ドルよ」的な返事がかえってくると、そいつは何事もなかったかのようにレジ打ちを再開した。

おいいいいいいなんなんだよその平然とした顔はあああああああ!!!
今の、俺の、聞き間違いの時間、返せよおおお。

その後再び普通に会計の流れになったんだけど、そいつ何を血迷ったか、今度はダイコンと卵とソースを一緒の袋ににぐちゃぐちゃに入れやがった。

おいいいいいいなにやってんだよこのわかぞうがああああああああ!!!!!

卵ってあれだぜ、パックに入ってるやつだぜ?ソースなんか瓶だぜ?ちくしょおおお。


・・・って感じでした。よし、今後はこいつのことをダイコン野郎って呼んでやろう。
また今度会う時があるならば、そうだな、一緒に写真を撮ってやろう。コードのないダイコンと共にな。

Wednesday, March 7, 2012

Part65 麗しの猫のペーソス

てなわけで、カナダ銀行にて口座を作ることに成功しました。
How is your school(学校どうよ)?すらわからなかった頃から比べると進化してるな。実にいい感じだ。

ここらへんのカナダの銀行は色々行ったんだけど、一番最初に行った所が一番感じ良かったし、そこでアカウント作ってよかったと思う。他のところはなんか独特の緊張感があるが、ここはそうでもない。

さすがカナダ5大銀行だかなんだか忘れたけど、その中の1つだけあって、日本円を両替しなくても預金できるという素晴らしいこと。最初はカナダドルに両替してからじゃないと預金できないと思ってたわ。これで、仕事が見つかればさらにいいんですけどね。

って感じなんだけど、仕事どうなんでしょ?

PEIで仕事募集している会社の一覧が表示されているサイトを見たら、近所でプライスマートっていう雑貨屋さんが募集していたんですよ。で、メッセージだいぶ前に送ったんだけど未だに返事なし。。。多分もう返ってこないな。

あと、近所で募集しているところは、ドミノピザ、Subway、そんなもんか。
せっかくワーホリビザで来たので仕事してみたいもんだが、知らんわ。

とりあえず、最近俺の寝るところに変な猫野郎が住み着きやがったので、毎晩寝るときに追い出すのが大変だぜ。誇りをぶっかけてやらなきゃならないな。まじペーソスしやがって。

Part64 バグりマシーン

写真アップロードする物体が完全にバグって、PEIに関する写真が全部消えちまったし、なんてこったおんどりゃあ。

基本的に写真アップロードするときは、Google+ってところに全部アップして、そこからPicasaっていうツールを介してここにアップするんだけど、Google+がバグりやがった。あーあ朝からテンション超がた下がり。

しかしながら、今日は銀行に口座を開設しに行かなければならない。もう今日開設するようにアポ取っちまったからなあ!!
だが、こっち来てから働くために必要な社会保障番号未だに手に入れてないし、そもそも仕事見つかってないわらい

そんな状況の中、口座開設する意味あるのかというと、微妙です。
しかしながら、手持ちの日本円をカナダドルに両替するには、銀行のアカウントを持っていることが必要とされるので、結局作らなければならないわけですよ。あーあめんどうくせ。

昨日は、ビルちゃんに今月の家賃を払わなければならない日だったんだけど、現金持ってなかったんですよ。だから、意地でもカナダドルを手に入れなければならないわけで。

4、5つくらい、銀行回りました。どこもかしこも、アカウントを持っていなきゃ、両替をすることができないと、なんということでしょう。一応、何とかって銀行では、250ドルまでなら、アカウント持ってなくても両替ができるということなので、とりあえずそれ+手持ちの150ドルくらいの現金足せばどうにかなるので、両替してもらった。とりあえず、今月は生き延びることができるであろう。


I feel like I must write something in english because I haven't used it for a while. I am having a good time here, but I think it is time to do something I have to do like getting a job or study things. I actually sent some messages to some places that are hiring somebody but they haven't replied yet. I guess the reason is that I am from Japan and if canadian employers want to hire somebody, I guess they would hire canadian people more than people from another country. you see what I mean? so I must have something that some employers want but I don't know what I should do.

Friday, March 2, 2012

Part63 ビルちゃんについて

とりあえず、ルームメイトのビルちゃんについて。

多分チャラ男だったのではないかと思う。

パッと見めちゃくちゃいい人です。
つか、実際かなりいい人だと思います。

首辺りにタトゥーがあります。



これ隠し撮りしたやつなんだけど、こんな後ろ姿です。
ちゃんとした写真撮れなかったっす。

俺的なシェアハウスのイメージは、1つの家に何人かで一緒に住むけど、基本的に干渉し合わないってイメージがある。確かに、基本的にはそんなに干渉はしないけれども、ビルちゃんに話しかけたら色々語ってくれるし、こっち来て最初の頃はピザまるごと1つくれたし、たまにビールくれる(笑)。

普通に親切なので、この間とか、赤毛のアンに関する名所巡りをしてくれたし。普通ここまではしてくれないのではないかと。

何故か俺は何も言った覚えがないのに、ビールが超大好きなやつだと思われているらしく、以前に酒が売ってる店に連れてってもらったり、ココらへんにはヤングな若者が行くナイトクラブがあるぜ、とか教えてくれたり。

ビルちゃんも昔はイケイケでヤングなチャラ男だったのではないかと推測しているが、実際は知らない。

今のところはそんな感じっす。
本日は娘さんのパーティーがあるため、昨夜から遅くまで料理作ってたっぽいっす、で、めっちゃ朝早く起きて、料理作る続きしてたみたい。手伝えばよかったかなと思ったが、まあいいや。

Part62 素晴らしい所を発見した

ワーホリでこっち来る前に、カナダで住む場所をずっと探していました。
で、やはり条件としては、家賃は5万くらいで、なおかつ都市部に結構近いところ。
ホントは田舎が好きなんだけど、つってもこの島自体田舎だけど、都市部に近いほうが、それなりに働く場所があるのではないかと思ったからです。

欲を言えば、学校にも近ければいいかなと思ってた。
学校の食堂があるかもしれないし、そこで食事したり、友達を作ることができるかもしれない、と思っていた時代もありました。

インターネットで探して、色んなアパートのオーナーにメッセージ送っただけど、全部壊滅。
PEIで、完全なる空き部屋っていうのは、なかなかないし、あったとしても相当高い。
で、ちょっと方針を変えて、シェアハウスでもいいのではないかと。

PEIには大きな学校が2つある。
プリンスエドワード大学と、ホーランドカレッジ。

これらのホームページから、ルームメイトを募集している項目みたいなのがあって、ホーランドカレッジのところから、たまたま今のルームメイトのビルちゃんの家情報があったので、早速メールを送ってみた。

最初はめっちゃ怪しまれたけどね。第一俺はホーランドカレッジの生徒じゃないし。
だけど、俺がPEIに来る目的等話したら、心を開いてくれたらしく、交渉は完璧に終了ということで。

元々、家賃は月に500ドルだったんだけど、メールをしていると、350ドルという素晴らしい値段。日本円に換算すると3万円くらい。しかも、電気代、インターネット、テレビ等付いてこれだぜ。

素晴らしい所を発見した。

Thursday, March 1, 2012

Part61 フリースタイル

ワーホリってなんぞってよく聞かれるんだけど、要するに、自分がワーホリで行った国で1年間合法的に働けるって権利じゃね?国によっては滞在期間をもっと延長できるところもある。多分。

英語がめちゃくちゃ出来る人で超アクティブな人なら、ワーホリ来て、インターンとかしまくるだろうし、合法的に働ける立場を利用して、やりたい放題するんじゃないでしょうか。

逆に英語そんなできない人は、まず現地の英語学校に行って英語に慣れてから、まずは簡単なバイトみたいな感じなもの探すんじゃないかい。その過程で伸びる人は伸びるだろうし、全く伸びない人は伸びないでしょう、そいつ次第。

俺は英語のライティングならちょい大丈夫だけど、スピーキングは終わってるわらい
結構前に重大なことに気づいたんだけど、そもそも俺の日本語のスピーキングも終わってるんだよね、なので、俺は根本的に会話能力から伸ばさなければならないのだ、ああめんどうくせえええええ

英語話すときは、確実に通じる言葉の組み合わせでしか喋らない

improve(伸びる)より
progress(伸びる)(笑)

BasicallyとかL使う副詞形もあまり使わないし、
have使った現在完了形も使わない、全部didを使った文字に変換すれば、案外いける from my experience lol

だからほぼ確実に通じるわらい
うん、ヘタレだな

こんなヘタレ戦法はやめにして、自由なフリースタイルで攻めることにしよう。